SE Rankingデータベースに自身でキーワードを追加できるようになりました

著者:
野澤 洋介
10月 23, 2019
12 分 要

一つハッキリと言える事があります。それは、ありとあらゆる考えられるキーワード(検索クエリ)に関するデータを含むSEO分析サービスというものは無いという事です。単純に存在しません。

月間検索ボリュームの少ないロングテールキーワードを使ってページのプロモーションを行うような特定のビジネスのケースではこのようなサービスは特に難しいと言えます。しかし、私達の全てのユーザーには、そのビジネスの特徴に関わらず必要なキーワードのデータを得られる機会を提供したいと考えている為、便利な新機能を追加する事になりました。

ユーザーからのフィードバックに基づいて定期的に更新している競合SEO/PPC調査ツール内に拡張データベース(Expand database)という新しいタブが表示されているかと思います。この機能を使用すると、私達の国別データベースにあなたが必要とするキーワードをアップロードして、各キーワードとそのオーガニック、有料検索結果を含む詳細な検索結果分析を取得することができます。

この新機能について、もう少し詳しく見て行きましょう。

必要とするユーザーとその理由?

この新機能は、専門的なプロダクトに従事する人々にとって、生命線になり得ると考えてください。中古iPhoneの販売や、母の日のギフトの販売ではなく、その代わりに「ベントナイト・クレイパウダー」のような物を販売するビジネスを行っているとして想像してみてください。この場合、必要なキーワードのデータを見つけるのに、とても時間がかかる事になるでしょう。そうは言っても、検索エンジンはニッチなプロダクトにとって重要なトラフィックチャネルの一つである事には変わりなく、関連性のあるキーワードデータを得ることは重要です。 

このケースでは分析ツールが手助けになるという確証はありませんし、ツール提供元のスタッフはあなたが必要としているキーワードの存在すら気がついていないかもしれません。しかし、私達のツールはこのような問題に対して、完璧なソリューションを持ちます。

本機能では、必要とするキーワードの分析を依頼して、一括で全てのデータを取得することができます。基本的には、システムが新しいキーワードを取得するとすぐに、そのキーワードでランクしている各ドメインの分析を開始します。結果として、あなたのキーワードと検索上の競合についての全てを把握する事ができるようになります。

使い方について?

まず、あなたがキーワードのリストを送信すると、私達はそれらを分析し、取得した情報の全てをあなたに戻します。 

  • 主要な指標 (検索ボリューム、トラフィック、CPC、広告の競合性等)
  • オーガニック結果概要(各キーワードの競合、検索上位の競合、競合が上位表示を試みている他のキーワード、あなたのドメインで上位表示の対象となり得る競合のキーワード) 
  • 有料検索結果概要(各キーワードで実施中の競合、実施中の広告のバリエーション、PPC広告キャンペーンで競合が仕様している他のキーワード)  

あなた自身の特別なダッシュボードが表示され、追加された各キーワードの進捗状況とともに、全てのキーワードの処理段階を確認する事ができます。

The database expansion stages

「追加済みキーワード履歴( History of added keywords )」のテーブルでは、既に追加しているキーワードリストに関するリクエスト日や検索エンジン、地域、各キーワードリストの処理段階などの情報を確認する事ができます。

SE Ranking's History of added keywords

分析用のキーワードをアップロードする方法?

競合SEO/PPC調査データベースへ新しいキーワードをアップロードする方法は、SE Rankingのプロジェクトにキーワードを追加する方法と似ています。 

具体的には、利用可能なデータベースのリストから、地域とともに、分析したい検索エンジン (Google or Yandex) を選択するだけです。そして、あなたのキーワードのリストをアップロードしてください。

How to add keywords to SE Ranking's keyword database

リストを処理する前に、システムは最初にフィルターを通して精査します。例えば、既に私達のシステムに存在しているキーワードや、重複しているキーワード、不正な文字や記号を含むワードは追加されません。存在しないキーワードや使用できないキーワードにアカウントの制限値が費やされることはありませんので、ご安心ください。

新機能についての詳細はヘルプセンターでもご確認いただけます。

29件のGoogle国別データベースが現在拡張されていて、このリストは増えていきます。今後の更新に注目頂き、あなたがキーワードデータを取得するのに必要な国がある場合は、コメントでお知らせください。

それでは、新しい機能をお試しください!ニッチキーワードを分析できるこの機能は、あなたの競合よりも良いスタートを切る事ができるようになるでしょう。そして、本機能追加は人々が不要と思うような類のものでは無いはずです?

私達のブログを定期購読してください

ニュースレターとダイジェストに登録して、SEOに関するニュース、専門家の記事、ヒントをメールで受信しましょう

ありがとうございます!
正常に私達のブログを定期購読しました!
定期購読を確認する為にあなたのEメールアドレスをチェックしてください。