SE Ranking 大規模アップデート: SEO新時代へようこそ

著者:
野澤 洋介
7月 09, 2020
31 分 要

SE Rankingは長い間着手していた2020年の大規模なアップデートの準備がついに完了した事に感激しています。私達はSEOプラットフォームを完全に刷新し、最適化し、そしてユーザーの皆様が必要とする全てを素早く提供する事を阻害する要因はなくなりました。

本日より、新しいインターフェイスで改良されたSE Rankingを簡単に体験頂けるように切り替える事ができます。更に、モダンな外観に加えて、その内部や新しい指標が表示されるダッシュボードではアダプティブ(適応)・テクノロジーが搭載されています。 

SE Rankingが数秒でゼロからフルパワーにになるようにコード全ての行を完全に書き直しています。現在、各プロジェクトはその規模に関わらず一瞬で読み込まれます。新デザインは便利な左側垂直ナビゲーションバー表示とデータ表示調整が行われ、一画面で必要な全てのデータを取得する事ができます。

実質的にプラットフォームの全てのセクションが更新された事から、SE Rankingが新時代を迎えた事を自信を持って言う事ができるようになりました。ですが、もちろんご心配は無用です。あなたのお気に入りの全てのツールや機能は継続してご利用頂く事ができ、それらは更に速く、更にユーザーフレンドリーに、更に効率化されています。 

プラットフォームに対する大規模な更新の全てを解説した動画もご用意しましたので併せてご確認ください。

SE Rankingの更新情報の全てを確認する準備はできていますか?早速見ていきましょう!

ナビゲーションの改良とカスタマイズ可能なダッシュボード

最初に目を惹く点は、メインダッシュボードが読み込まれた際の新しいモダンデザインと改良されたナビゲーションです。あなたのプロジェクトの全ては左側の垂直ナビゲーションバーに移され、良く利用されるツール(競合調査、キーワード調査、被リンクチェッカーとレポートビルダー)は上部の水平ナビゲーションバーに配置されています。

以前と同様、メインダッシュボードは全てのプロジェクトのサマリーを含み、分析が更に簡単になっています。

5件でも50件でもアカウントにあるプロジェクトの数に関わらず全ての統計は即座に読み込まれます。グラフとチャートはより情報化され分かりやすくなり、長い期間であっても必要な全てのデータを素早く読み込む事ができます。 

アダプティブ・デザインを採用した結果、全ての指標は一つの画面に納まり、左側ナビゲーションバーを最小化する事もできます。このようにする事で、あなたのプロジェクトのプロモーション成果をすぐに評価出来るようになります。更に、必要に応じてメインダッシュボードを簡単にカスタマイズする事もできます。各要素を移動させる事ができ、そしてインターフェイスの外観を調整する事もできます。

検索順位セクション: 作業スペースが増え、チャート、グラフのプレビューやノートの更新に対応

以前のようにメインダッシュボードの各プロジェクトのとなりにあるアイコンから該当するプロジェクトの検索順位セクションにアクセスする事ができます。別の方法では、左側の垂直ナビゲーションバーを使ってプロジェクトにマウスオーバーする事で、検索順位、分析&トラフィック、競合セクションのデータにワンクリックでアクセスする事ができます。

アップデートされたプラットフォームの他の機能同様、検索順位セクションもアダプティブ・デザインを採用し、満足できる表示速度を実現し、簡単にカスタマイズできるようにしています。 ナビゲーションバーを最小化する事で、1週間のキーワード順位変動でも一画面で作業スペース全体を活用して見る事ができます。期間内の順位変動を素早く把握する場合は、新しい 変動 列を指標として活用してください。

別の検索エンジンのキーワード順位をチェックする場合は?その場合は、1クリックで検索エンジンや地域を切り替える事ができ、更にキーワードのリストを通して何度もスクロールする必要はありません。加えて、新しい技術のおかげでプロジェクトの数千キーワードを追加している場合でもデータ読み込み速度が目に見えて速くなっています。

今まで通りフィルタやデータの並び替えを使って特定の日付の順位を見る事もできます。アップデートされた要素に関して言えば、順位フィルタを改善しています。そしてトップ1、トップ3、トップ10などの検索結果のキーワードの割合も簡単に確認できるようになっています

グラフやチャートは画面の上半分に移され、各項目を選択する必要なくプレビューを小さく示すようにしています。この機能はあらゆる検索順位変動に素早く反応できるようにする事を目的に作られています。例えば、検索ヴィジビリティが突然下降した場合には、必ず気が付きます。

グラフやチャートを最小化でき、それぞれのプレビューを見る事が出来る点は本当に手軽です。このように、あなたのサイトの検索順位の全体像を一般的な指標や特定のキーワード順位を含めて把握する事ができます。

別の全体に関連する変更点としては、ノート 機能を完全に刷新しています。多くのユーザーからチャートやグラフに直接ノートを追加できるようにして欲しいといったリクエストに対応致しました。現在では検索順位のあらゆるセクションにノートを作成できるようになっています。

あなたのウェブサイトのSEOに関連する重要な出来事をグラフやチャートに記録できるようになりました。信頼度の高いウェブサイトからの被リンクを取得した場合や、上位に掲載されているウェブページのコンテンツ更新など、ノートを作成して二度と見逃さないようにしましょう。もし検索順位が変動した場合、ノートのおかげで原因を判別しやすくなるでしょう。

これで全てではありません。ノートのうちいくつかは自動的にグラフやチャートに表示されます。プロジェクトに新しいキーワードを追加した場合は、チャートはその日に追加されたキーワードの合計数とともにプラス(+)マークを表示します。ご存知だとは思いますが、新しいキーワードを対象に加えると平均順位や検索ヴィジビリティ、その他指標に影響します。しかし、ノートがあれば、グラフやチャートに生じている変更の原因を理解する事ができます。

分析 & トラフィックセクション: 全てのウェブサイトトラフィックデータが一つのインターフェイスに

本機能は一つのインターフェイス内であなたのサイトのトラフィック情報の全体像を提供してくれます。この機能を活用するにはGoogle Search ConsoleとGoogle アナリティクスをSE Rankingのあなたのプロジェクトとリンクします。

インターフェイスの変更に伴って本機能のデザインももちろん変更されています。ユーザー向けに最適化され、一つの画面で各指標を確認する事ができます。最も本機能で大きく影響する部分の一つはGoogle Search Consoleデータのサブセクションです。現在はデータが含まれています。更に、どのキーワードをクリックしてあなたのウェブサイトに訪れているか、そして、どのページにユーザーが訪問しているか、どのデバイスを使用しているか、どの国からアクセスしているか、検索結果でどの強調スニペットに反応しているかを確認する事ができます。

データで作業する際に更に便利にする為に、本機能に多くのフィルタを追加しました。一つのチャートに一度に複数のフィルタを適用する事ができ、異なる期間でデータを比較する事ができます。

つまり全てのGSCデータ以上のデータがSE Rankingユーザー向けに利用可能となり、必要なデータを取得する為に様々なツールを切り替えて確認する必要がなくなる事を意味します。

被リンク監視機能でより多くのデータが利用可能に

プロジェクトを選択すると、左側垂直ナビゲーションバーから被リンク監視機能にアクセスする事ができます。あなたのウェブサイトの被リンク状況をここで把握する事ができます。例えば、被リンクが削除されていないかどうかを確認したり、あなたのウェブサイトにリンクを張っているページがまだ検索結果上に存在しているかどうかを確認できます。アップデートされたインターフェイスでは、更に多くのデータを表示させる為に左側ナビゲーションバーを最小化する事ができます。

私達はアップデートされたツールでリンクのグループ分類を行えるようにし、被リンク分析を簡単にする為にフィルタを追加しています。ここであなたのサイトにリンクしているドメインの数や、ページ、頻繁に使用されているアンカーテキストをすぐに把握する事ができ、もし管理されているページのうち一つが更に多くの被リンクを獲得しているようであれば、あなたの被リンク獲得戦略を微調整するサインとなるかもしれません。更に、参照ドメインが(IPアドレスによって)どの国に位置しているかや、否認されている被リンクを把握する事ができ、例えば、インデックスするページでGoogleから認識されていない被リンクを確認する事ができます。

被リンクの各タブで提供される情報の全ては、グラフやチャート形式で表示されます。例えば、あなたのウェブサイトへのドメイン数を把握する事に加え、それらの変動やそのサイトのトップページやその他のページへリンクしているドメインの割合、ドメインゾーン別のリンク提供サイトの分布を把握する事ができます。

競合 SEO/PPC 調査はメインプラットフォームの一部に

競合 SEO/PPC 調査は常にユーザーに人気のツールですので、シングルクリックでアクセスできるようにする必要がありました。このツールは上部水平ナビゲーションバー専用の枠に配置され、メインプラットフォームの一部になりました。なぜこうする必要があったのでしょうか?

旧デザインでは、対象のキーワードを分析後、競合の被リンクを確認したい場合には、メインダッシュボードに一度戻る必要がありました。現在では、戸惑う事なくツール間を素早く切り替えできるようになっています。ホワイトレーベル機能を活用されている場合は、あなたにとって更に良いお知らせとなるでしょう。プラットフォームの一部となった為、あなたの独自ブランド名で競合調査機能をご利用頂けます。

最後に、他のそれぞれのSE Rankingツールと同様に、競合 SEO/PPC 調査はデザインの更新と驚くほどの高速化を誇っています。現在では、あなたの競合のオーガニック、有料キャンペーンの成果に関する全てのデータが数秒で表示されるようになりました。 

キーワード調査に新しいグラフと指標が追加

本機能については完全に刷新し、別のツールとして上部水平ナビゲーションバーに移しました。競合調査の丁度隣です。ツールのインターフェイスは更にわかりやすくなり、新しい要素も追加されています。

キーワード調査を実施すると、検索ボリュームや変動を把握でき、季節性の評価や、別の地域におけるCPCも同様に確認する事ができます。更に キーワード難易度 スコアによりあらゆるキーワードのオーガニック検索結果上10位以内掲載における難易度をすぐに確認する事ができます。これは既に古くなりつつあるかつてのキーワード有効性指標(KEI)に代わる新しい指標として開発されました。この指標により、キーワードの見込みを評価し、トラフィック増に貢献し、Googleであなたのページを上位表示させるキーワードを厳選する事ができます。

ツールの更新により類似や関連キーワード分析が更に便利になりました。 現在では、サジェストされるリストからあらゆるキーワードを選択して、難易度スコアや検索ボリュームの傾向の変化、検索結果ページで掲載されている競合サイトなどの追加のデータを取得する事ができます。

被リンクチェッカーで指標がクリック可能に

このツールは上部ナビゲーションに配置され、すぐに利用できます。それ程昔ではありませんが、既にこの機能をアップデートしています。新しいサブセクションを下層に追加し、あらゆるサイトの被リンクプロファイルを客観的に評価できる指標も追加しています。

変更で見落としが無いように補足すると、ご存知の通りデザインのアップデートとデータのレイアウトに関する利便性を改善しています。更に、概要タブで提供される指標を分析する場合、詳細の情報を見る為に興味のある項目をクリックする事ができます。例えば、サイトの被リンクプロファイルでアンカーテキストの数値をクリックすると、ツールで該当するセクションへ自動的に移動します。

以上で全ての内容をご案内しました。新しいインターフェイスに切り替えて、更新されたツールの全てをお試しください。フィードバックやご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。いつものように私達のサポートチームが喜んでお話を伺います。

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