プロ向けSE Ranking活用テクニック 20選

11月 23, 2021
77 分 要

あなたのSEOやマーケティング施策を次のレベルに展開する手助けとなるようなSE Rankingの活用方法はとてもたくさんあります。しかしながら私たちのユーザーの多くは、熟練のユーザーですら作業に落とし込んだプラットフォームの活用方法の全てを知らないかもしれません。一方で私たちは新しく、クリエイティブな活用事例をほぼ毎日見かけます。

このような事実は多くのユーザーがどこから始めればよいのか、サブスクリプションを最大限に活用する方法がわからないということを私たちが理解するきっかけとなりました。

別の言葉で言い換えれば、私たちのプラットフォーム内の30以上のツールに関してユーザーができる事はとてもたくさんありますが、特にSEOに新しく取り組む人々を圧倒して、萎縮させてしまう可能性があります。

本記事では皆様が見落としている可能性があるかもしれない20種類のプロ向けSE Ranking活用テクニックをご案内したいと思います。

1. 競合と比較して未確認のキーワードを発掘

SE Rankingは検索上で競争するあらゆるウェブサイトを総合的に分析する事ができる機能があります。

そして分析の精度を更に高める為に、競合比較サブセクションの複数のウェブサイトのキーワードリストを自由に比較する事ができます。例えば、あなたのウェブサイトと競合他社の2件のサイトの比較を行う場合もあれば、3件の競合ウェブサイトを分析する場合もあります。

次の手順で移動します。競合調査 → ウェブサイトを入力して地域を選択して分析を実施 → オーガニックトラフィック調査 → 競合比較

競合と比較して未確認のキーワードを発掘

ここでは、各サイトが検索でターゲットにしているキーワードを確認できます。搭載されている素早いフィルター機能により次のような疑問に対する回答を得られます。 

  • 分析対象ウェブサイトと共通するキーワードは?
  • 3件のドメインの一つで対象から漏れているキーワードは?
  • 比較ウェブサイトのうち一つの対象サイトのみが集客しているキーワードは?

この機能によりあなたのウェブサイトのキーワードリストを素早く拡張する事ができます。検索で競合がターゲットとしているキーワードを見つけ、それらがまだキーワードに含まれていない場合は、どのキーワードが可能性を持つかを分析し、あなた自身のキャンペーンにそれらのキーワードを対象とするようにしましょう。ちなみに、様々なフィルターを組み合わせて使用し、対象ウェブサイトを指定し、時間をかける価値のあるキーワードのみを見ていく事ができます。

有料検索キャンペーンでは、そこには同じデータが表示されますが、あなたと競合他社がGoogle広告キャンペーンでターゲットにしているキーワードに関するデータが扱われます。 この機能により、有料検索で競合他社にとって何が効果的か、何が効果的でないかを理解するのに役立ち、このデータを使用して、Googleでよりパフォーマンスの高い広告キャンペーンを開始できます。

2. オーガニックキーワードの順位変動履歴を分析

オーガニックSERP履歴セクションを活用する事で2020年2月までさかのぼって、あらゆるキーワードの順位変動を追跡できます。指定した期間であらゆるキーワードに関する検索結果でトップ100位に掲載されているウェブサイトのリストを取得できます。 

加えて、リスト上の全てのページやドメインは、トラフィックの量や費用、そのサイトが検索結果に掲載されているキーワードの数といった主要指標のデータを含んでいます。

次の通りに移動します。キーワード調査 → キーワードを入力して地域を指定して分析 → オーガニックSERP履歴

オーガニックキーワードの順位変動履歴を分析

標準では、分析キーワードに関するオーガニック検索上位5件のウェブサイトの順位変動を示すグラフが表示されます。下のテーブルの横のチェックマークを付けることで、上位100件の検索結果の中に実際に含まれるあらゆるウェブサイトの順位をグラフに追加できます。

オーガニックSERP履歴は次のような点で便利です:

  • あらゆるキーワードのSERP状況を把握し、競争者の観点でその安定性を調べ、あらゆる期間で競合サイトの順位変動を追跡。
  • 以前の期間に対してSERPを分析し時間とともにどのように変化したかを次のように具体的に確認: 上位に掲載されていたウェブサイト、SERPに新規参入したウェブサイト、競争に対抗できなかったウェブサイト、完全にSERPから脱落したウェブサイト。
  • 検索結果で上位表示を長期間維持している主な競合他社を特定、トラフィックの獲得状況の変化を確認する為に別の月のデータと比較。
  • どのサイトがいつ順位で急上昇したかを追跡。
  • あなたが意識しているキーワードでSERPのトップに掲載されている競合ページを確認。

オーガニックSERP履歴セクションの主要機能については一通りご案内しましたが、皆様独自で本機能を最大限活用する別の方法を見つけると確信しています。

3. 効果的な広告機会を見つける

SE Rankingでは、オーガニック検索キャンペーンの最適化に取り組めるだけでなく、競合他社が有料検索で行っているすべてのことを調査できます。

次の手順で移動します。競合調査 → ドメインと地域を入力して調査 → 有料トラフィック調査 → キーワード

効果的な広告機会を見つける

ここでは、競合他社がGoogleの有料広告キャンペーンでターゲットにしているキーワードについて詳しく知ることができます。掲載中のキーワード広告順位の他、キーワードの検索ボリューム、CPC、競合性、トラフィックのボリューム、集客シェアとコストといったデータです。

このデータは有料検索で競合に打ち勝つ戦略を立てる際に役立ちます。あなたの競合がトップ掲載に必要な費用を把握するだけでなく、現在彼らが広告に使用しているコピーのプレビューも把握する事ができます。

これらの情報を理解する事で、有料検索で競合が活用している広告を把握する事ができ、競合よりも優れた広告を作成する為に必要な洞察を得られます。

更に、単一のキーワード広告とその現在の順位を分析することに加えて、競合他社が過去に使用したすべての広告を2017年までさかのぼって見ることができます。

次の手順で移動します。競合調査 → ドメインと地域を入力して調査 → 有料トラフィック調査 → 広告履歴

広告履歴

例えば、ブラックフライデーや別のイベントがあった場合、あなた自身のビジネス用の広告を作成する必要があります。この広告履歴を活用すれば、過去に競合他社にとって最も効果的な広告を見つけ、その情報を使用して、競合他社の成功をあなたの有料検索キャンペーンにコピーすることができます。

ドメイン広告の詳細を展開する事ができ、キーワード調査ツールの広告履歴セクションも使用する事ができます。

キーワード調査へ移動 → キーワードと地域を入力して調査 → 広告履歴

広告履歴

ここでは、特定のウェブサイトが有料検索でどのようにキーワードをプロモーションしているかを確認する代わりに、上位のすべてのウェブサイトが分析対象キーワードをどのようにプロモーションしているかを知ることができます。そうする事で、全ての広告のライバルから広告アイデアを抽出する事ができ、関連性の高い広告を作成して実施する事ができます。

4. キーワード一括分析でアカウント上限を節約

1つのキーワードを分析するだけでなく、一括キーワード分析機能を利用して、複数のキーワードの主要データを一度に取得できます。 

この機能は、キーワード調査ツールのすべてのセクションからアクセスできることに注目してください。この機能の最も優れている点は、アカウントの制限を節約できることです。

キーワード調査へ移動 → 一括キーワード分析

キーワード一括分析でアカウント上限を節約

キーワードのリストの分析を開始するには、最初に利用可能なオプションのリストから国を選択します。次に、分析するキーワードを1つずつ手動で下のテキスト入力枠に入力するか、.TXTまたは.CSVファイルでインポートすることができます。 

リストに追加した各キーワードは、次の指標で分析されます。キーワード難易度スコア、検索ボリューム、CPC、そしてGoogle広告の競合性のレベル。このデータにより、オーガニック検索キャンペーンと有料検索キャンペーンの両方で対象とするのに最適なキーワードを特定できます。

さらに、オーガニック検索であるキーワードをターゲットにしたい場合は、SERPで競合するウェブサイト、それらの検索順位、トラフィックボリュームとコスト、およびターゲットとするキーワードの総数を知ることもできます。リストのキーワードにマウスを重ねて、右側に表示されるオーガニック結果ボタンをクリックします。

オンライン上の競合データは、あなたのページにおける検索結果トップ10位掲載に対する難易度をより正確に理解するのに役立ちます。競合を更に詳しく調べるには、リストからオーガニック結果をクリックします。すると該当ページが表示される為、競合のコンテンツをより詳しく分析する事ができます。

5. キーワードをグループに分類してウェブサイトに配分

キーワードグループ化ツールを使用すると、SERPの類似性に基づいて自動でキーワードをグループにまとめることができます。つまり、2つのキーワードの上位10件の検索結果に同じURLが表示された場合、2つのキーワードは一緒に分類されます。

キーワードグループ化ツールは、サイトのウェブページ全体にキーワードを効率的かつ効果的に配分するために開発され、この考え方はページの最適化、SEO全体、および有料広告キャンペーンにとって重要です。

ツールへ移動 → キーワードグループ化

キーワードをグループに分類してウェブサイトに配分

このツールは、キーワードを細分化してウェブサイト全体にさらに配分したり、ウェブサイトのSEO構造を見直したり、PPCのグループ化を通じてより高い品質スコアを取得したり、広告予算を節約したりする必要がある場合に便利です。

キーワードを自動的にグループ化することで、貴重な時間を節約できます。何千ものキーワードを手動で処理する代わりに、ツールはこのタスクを数分で処理できます。

さらに、このツールはSERPのキーワードを強調表示します。これにより、最終的には、同義語や近い意味を持つ用語を使用してターゲットキーワードのリストを拡張できます。

ここでキーワード検索ボリュームを自由に確認できるため、ウェブサイトのページ全体にキーワードを配分する際に、情報に基づいた決定を行うために必要なすべての情報を入手できます。

6.検索ヴィジビリティを分析してトップ競合を把握

ヴィジビリティ評価タブ内を見る事は、あなたの競合を確認する一つの手段です。

プロジェクトを選択 → 競合 → ヴィジビリティ評価

検索ヴィジビリティを分析してトップ競合を把握

ここで全てのサイトはヴィジビリティ順にソートされます。検索ヴィジビリティは、検索クエリに関してウェブサイトが検索エンジン上で獲得するインプレッションの割合です。言い換えると、検索エンジンヴィジビリティは、検索ボックスに指定の検索クエリを入力した後に表示されるウェブサイトがユーザーに見られるパーセンテージを表示します。

このツールの仕組みは次の通りです。ツールはあなたが追跡している全てのキーワードを取得し、検索でそれらのキーワードをターゲットとしている全てのウェブサイトを表示します。競合となる可能性のある全てのウェブサイトを把握しているか、このツールで確認する事は重要です。

7. SERP競合で直接的な競合を把握

それでも競合他社が誰であるかわからない場合は、SERP競合タブを最大限活用しましょう。SERP競合を活用すれば、あなたのプロジェクトで追跡対象となっている全てのキーワードに関するトップ100位の検索結果を把握する事ができます。

プロジェクトを選択 → 競合 → SERP競合

SERP競合で直接的な競合を把握

一言で言えば、あらゆるキーワードをとって、オーガニック検索でどのウェブサイトが掲載されているかを調査する事ができます。検索結果をクリックする事で、時間とともにどのように彼らの検索順位が変動してきたかを確認する事ができます。 

これは、ウェブページの順位上昇や下降を把握するのに便利で、次のような事がわかります。例えば、新しい検索結果が勢いを持っていて、あなたに近づいてきている事や、逆にあなたが競合とみなしていたサイトがその位置から脱落していった事を見つける事もできます。

そのため、注目していないサイトの検索ランキングが徐々に高くなっていることに気付いた場合は、そのサイトをレーダーに載せて監視してください。おそらく、すぐにあなたの直接的な競争相手となるでしょう。

その場で簡単に分析するには、テーブルの上部にある日付の右側にある展開ボタンをクリックする事で、各検索結果のDomain Trustスコア、参照ドメイン数、対象キーワード数を確認する事ができます。

8. Googleとの連携で検索上で検知された全てのキーワードを取得

SE Rankingは、新しいトラフィックを獲得するのに役立ちますが、既存のトラフィックを確実に維持するためのツールも提供されています。 

プロジェクトを選択 → 分析&トラフィック → Google Search Console データ

Googleとの連携で検索上で検知された全てのキーワードを取得

あなたがリーチを拡大してより多くのウェブサイトへの新規トラフィック促進に取り組んでいたとしても、あらゆるビジネスにとって既存のトラフィックに注目して維持する事は非常に重要です。確かに、新しいトラフィックはしばらくの間高い順位を保つことができますが、既存のトラフィックへの注意を疎かにすれば、そう長くはかからずに順位が下がり始めるでしょう。

SE Rankingを活用すれば、あなたのGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleアカウントをプラットフォームと連携する事ができ、 あなたのサイトにトラフィックを運んでいるとりわけSE Rankingのプロジェクトで未追跡なキーワードを把握する事ができます。 

次に、未追跡のキーワードにチェックマークを付けてプロジェクトに追加し、SEO施策を展開するときにそれらを考慮に入れることができます。

GAとGSCに加えて、SE Rankingでは他のいくつかの統合オプションを利用できます。

  • データの視覚化、多様なレポートとダッシュボード作成が無料の Google Data Studio
  • SE Rankingとウェブ関連の多様なアプリとサービス連携が可能な Zapier。例えば、リードジェネレータ経由で獲得したリードが自動的に必要なサービスへアップロードされます。
  • 自動的に全てのあなたのリードをCRMに転送できる Bitrix24
  • 数秒でサイトやキーワードデータを抽出、強力な計算式を作成、Excelでの分析を可能とする SeoTools for Excel
  • ウェブサイトの順位レポートを簡単に管理できる Reportz。 ウェブサイト順位を取得、競合との比較、キーワード順位変動の分析とレポートの自動化。

9. 検査を比較して最適化の進捗度合を表示

ご存じとは思いますが、SE Rankingを活用してウェブサイトを検査する事ができ、検索ユーザーや検索エンジンの快適なウェブサイト利用を阻害する問題点を検知する事ができます。 

しかし、いくつかの異なる監査の結果を比較することで、施策レベルを一段高める事をご存じでしょうか?

プロジェクトを選択 → サイトSEO検査 → クロール比較

検査を比較して最適化の進捗度合を表示

クロールレポートを比較する事で、サイトの技術的な設定の進捗状況を確認し、各クロール間を比較した変更点に関する詳細データが提供されます。もちろん全ての問題が正常に対処されたことを確認するにはしばらく時間が必要です。

変更点を把握しやすくするために、最新の検査レポートの各パラメーターの横に緑または赤色の数字が表示され、良いまたは悪い意味での進捗状態が提示されます。

10. 自身と競合ページの変更点を監視

サイトSEO検査ツールにはもう一つ便利な機能が搭載されています。それはページ変更検知機能です。このツールを使用する事で、パフォーマンスの高いページ(または率直にすべてのページ)を監視対象に追加し、以降はそれらのページに変更が加えられる度に通知を受け取ることができます。

こうする事で、ページの状態を常に監視する事ができ、あなたに伝える事なく、同僚や上長、またはあなたのクライアントがそれらのページに変更を加えたかどうかを把握する事ができます。

プロジェクトの選択 → サイトSEO検査 → ページ変更検知

自身と競合ページの変更点を監視

あなたのウェブサイトを担当するチームの規模の大きさや、あなたの主要な目的が何かに関わらず、ページ変更検知を使用すれば、監視対象ページがあなたのウェブサイトの一部でなくても、選択した監視対象ページで発生した変更を常に把握できます。

ウェブページの変更を監視することは、次のいくつかの理由で重要です。

  • SEOの点では、このツールは例えばクライアントやコンテンツ管理者が、タイトルからキーワードを削除したり、あなたに通知せずにページへのリンクを追加したりするなど、重要な内部SEO要素に変更を加えた場合に便利です。結果的にこのような変更は突然の順位低下につながる可能性があり、なぜかと頭を悩ませることになります。
  • PPCの点では、たとえば、PPCスペシャリストがトラフィックを購入し、特定のキーワードに対してページを最適化する場合、PPCスペシャリストへの事前連絡無しでページのコンテンツを変更する人がいては困ります。100%の確信が無ければなりません。なぜならタイトルが変更されれば品質スコアにに悪影響を与え、クリック単価が上がるからです。
  • 承認を得ていないサイトの変更を誰かが行った場合、例えばハッキングされてしまった場合、ツールは悪意のあるコードやスパムリンクを検知するのに役立ちます。

さらに、競合他社のページの変更を監視することもできるため、このツールを使用する事によって、新しい価格プランの追加、新規キャンペーンプロモーションなど、オンラインのライバルがウェブページに大きな変更を加えているかどうかを知ることができます。

11. 粗悪リンクの否認でクリーンな被リンク施策を維持

SE Rankingのリンク否認機能を使用すると、有害と思われるウェブサイトへの被リンク評価を無効化する事ができます。例えば、Googleアルゴリズムでペナルティとみなされたリンクを保持している場合、あなたのウェブサイトへのトラフィックを失ってしまう危険性があります。この機能を通して、手動でリンクペナルティの影響を減らす事ができます。 

プロジェクトの選択 → 被リンク監視 → リンク否認 → 粗悪な被リンクを選択 → リンク否認リストを追加する

粗悪リンクの否認でクリーンな被リンク施策を維持

否認リンクは、検索エンジンに報告される不自然なリンクです。Googleはサイトをクロールしてインデックスを作成するときにそれらを考慮しません。インパクトという点ではSE Rankingにもあります。否認されたリンクはアンカーやページタブのデータに影響を与えます。

SE Rankingのリンク否認タブにリンクを追加しても、実際にはそれらをGoogleにとって不自然なリンクとしてマークしたわけではありません。Googleにこれらの被リンクをレポートするには、リンク否認ツールを使用します。 このツールについての詳細を調べるには、Search Console ヘルプセンターをご覧ください。 

12. 日付や対象URL、SERP URLでキーワード順位を表示

あなたのサイトのキーワード順位を分析する際、あなたの検索クエリを、プロジェクトへ追加した日付別、割り当てた対象URL別、そして実際に掲載されているURL別に自由に分類する事ができます。

プロジェクトを選択 → 検索順位へ移動 → 表示モード

日付や対象URL、SERP URLでキーワード順位を表示

この機能によって、すべてのターゲットキーワードを詳しく調べる為の別のオプションが他にも用意されています。対象URLで分類する事で、意図したキーワードで指定のページが順位掲載されているかどうかを把握する事ができます。 

更に、SERP URLオプションを選択する事で、対象URLを設定していないが、検索で成果を挙げているキーワードを把握する事ができます。

プロジェクトに追加された日付でキーワードを表示する事で、検索上のキーワード成果の程度がわかります。最近追加したばかりのキーワードの場合、それらがSERPの特定の順位に落ち着くまで注目する必要があります。

13. 検索順位テーブルから直接キーワードのノート表示

検索順位セクションで利用できるもう一つの機能にノート列があります。プロジェクトにメモを追加して検索順位グラフやチャートに表示する以外に、検索順位テーブルの別の列にメモを表示できます。

プロジェクトの選択 → 検索順位へ移動 → 列をクリック → ノートを追加

検索順位テーブルから直接キーワードのノート表示

これにより、余分なクリック操作は不要で、自身または同僚がターゲットキーワードに追加したすべてのコメントを表示できます。 

そして、キーワードに複数のメモを作成する必要がある場合は、最初のメモのテキストとその横に、キーワードのメモの総数を示す数字が表示されます。1つのキーワードに割り当てられている全てのノートを見るには、メモ列​​の下の番号をクリックして、メモの完全なリストを含むポップアップウィンドウを表示します。 

これにより、検索でのキーワードとそのパフォーマンスを簡単に追跡できます。

14. 検索順位を日毎、週毎、月毎、年毎の日付で分類

私たちはテーブル内のデータを日、週、月、年でグループ化するオプションを最近追加しました。これは、ビッグデータを扱い、進捗状況に関する概要を把握したい人々にとって便利です。

検索順位または追加済み競合へ移動 → カレンダーを選択 → 日付範囲を選択 → 日付でグループを選択

検索順位を日毎、週毎、月毎、年毎の日付で分類

この操作により、選択したグループ期間に渡るターゲットキーワードの平均順位を把握する事ができます。つまり、月で日付をグループ化した場合には、設定した期間枠内の対象月にちなんだ名称が付けられた順位列が表示されます。

テーブル内の平均キーワード順位をクリックすると、ポップアップウィンドウが表示され、順位変動の履歴が日ごとに細分化されて表示されます。これをフィルターと組み合わせると、必要なキーワードをすばやく分析できます。

15. 必要に応じて順位テーブルをカスタマイズ

順位テーブルに必要なデータの全てが表示されていない場合、または標準で他のデータを見たい場合は、設定を調整することで、簡単にページに表示させる内容を決めることができます。

プロジェクトを選択 → 検索順位へ移動 → 歯車アイコンをクリックして設定へアクセス → 順位設定

必要に応じて順位テーブルをカスタマイズ

ここで検索順位セクションの設定を自由にカスタマイズできます。設定項目をリスト化してみました。

  • チャートやグラフを表示/非表示にし、標準の表示項目を選択します
  • 追加されたすべて、または一つの検索エンジンのデータを表示する
  • 標準で開きたいタブを決める: 詳細、概要、または履歴データ
  • 1ページに表示するキーワードの数を定義します
  • アイコンまたは完全なウェブページのURLを表示するかどうかを決定します
  • テーブルで必要な列を有効にし、不要な列を無効にして、列のソート順を決定します
  • 順位データを左から右または右から左に揃えて表示します
  • カレンダー使用の順位を標準で表示させるか、または現在の順位、2日、3日、4日、5日、6日、7日、30日から指定して表示させる事ができます。
  • 検索順位テーブルの標準の表示モードを選択します
  • 検索順位グラフやチャートに表示するメモの種類にチェックマークを付けます

最終的には、プロジェクトに登録したキーワードの順位を表示する度に毎回変更する手間を避ける事ができる為、便利です。

16. ゲストリンクでクライアントにデータへのアクセスを提供

クライアントまたは上長がデータを必要としていて、それを1分でさえ待つことができない場合は、ゲストリンクを使用してSE Rankingへのアクセスを許可できます。

プロジェクトの選択 → 検索順位または分析&トラフィック、競合 へ移動 → ゲストリンク

ゲストリンクでクライアントにデータへのアクセスを提供

表示するデータとアクセスできるプラットフォームのセクションを決める事ができます。当面の間はゲストリンクは検索順位、分析&トラフィック、そして競合セクションで提供されます。 

ゲストリンクを使用する事で、同僚やクライアントはいつでも作業の進捗状況を確認できます。この機能の良い点は、プラットフォームにアクセスする為にログイン情報を必要としない事です。また、データへのアクセスをさせたくなくなった場合は、リンクを更新する事ができます。

17. 追加ユーザーにあなたのプロジェクトへのフルアクセス権を付与

各SE Rankingサブスクリプションプランでは、制限された固有のユーザーシート数が提供されます。この機能により、同僚などの追加ユーザーにSE Rankingへのアクセス権を提供できます。ただしゲストリンクとは異なり、追加ユーザーにプロジェクトデータへの完全なアクセス権を提供できます。

画面右上のアカウントプロフィールにマウスをオン → ユーザー

追加ユーザーにあなたのプロジェクトへのフルアクセス権を付与
追加ユーザーにあなたのプロジェクトへのフルアクセス権を付与

標準で1ユーザーシートがアカウント管理者に割り当てられます。各料金プランで利用可能なユーザーシート数の内訳は以下から確認できます。

  • Essential: 1 ユーザーシート
  • Pro: 5 ユーザーシートまで
  • Business: 30 ユーザーシートまで
  • Enterprise: 85 ユーザーシートまで

追加のユーザーシートを作成することで、より多くのユーザーがプラットフォームに直接アクセスできるようにし、アクセスできるプロジェクトとセクションを細かく決定できます。

私たちはあなたのデータのセキュリティを保護しています。その為「ユーザーごとに1回のログイン」ポリシーをサポートしています。つまり一度に1人のユーザーのみがアカウントにログインできることを意味します。あなたのデータの整合性保護の為に第三者にあなたのログイン詳細を共有する事はお控えいただくことをお勧めしています。

18. ホワイトレーベルでブランド化されたレポートを提供

SE Rankingは、SEOプラットフォームを個別化して、クライアントの信用と信頼関係を築く機会を提供します。ホワイトレーベル機能を活用する事で、ロゴ、ヘッダー、フッター、企業カラーを反映したレポートをクライアントに提示できます。つまり基本的にはあなたのブランドに統一したカスタムレポートを作成できます。

さらに、ゲストリンク経由でプラットフォームへのアクセスを提供すると、実際にSE Rankingを見ていることに気付くことはありません。代わりにクライアントはあなたの独自開発ツールを扱っていると思う事でしょう。

画面上部右側のアカウントプロフィールにマウスをオン → ホワイトレーベル

ホワイトレーベルでブランド化されたレポートを提供

ホワイトレーベルは、視覚的な観点からSE Rankingを完全に個別化するだけでなく、次のことも可能にします。

  • 独自のドメインでサービスに接続
  • カスタムインターフェイスとログインページを作成
  • ログインページでライブヘルプウィジェットとフィードバックウィジェットのオンとオフを切り替え
  • フッターリンクを管理
  • 自動または手動で生成されたレポートを独自のEメールから送信(必要に応じて独自のSMTPサーバーを使用)

さらに、クライアントはあなたの独自ドメインからプラットフォームにログインできるため、サーバーやホスティングプロバイダーに何もインストールする必要はありません。ホワイトレーベルの機能によりSE Ranking全体のインターフェイスをカスタマイズしてあなたのブランドを表示する事ができます。

19. API経由でカスタムソリューションを構築

より高度なアクセス設定が必要な専門家向けに、APIとスクリプトを提供しています。この機能を使用すれば、SE RankingからSEOデータを抽出し、あなたに適した方法で応用する事ができます。

ページのフッターにスクロールダウン → API

API経由でカスタムソリューションを構築

私たちのAPIは、SE Rankingプラットフォームから収集されたすべてのデータに対するプログラムのアクセスを提供します。 APIを使用すると、大規模または複雑なアカウントをより効果的に管理できます。膨大な数のプロジェクトを持つ大企業は、アカウントを自動的に設定し、プロジェクトを表示、追加、または削除できます。

20. あなたのSEOビジネス用の更に多くのリードを生成

あなたのビジネスがクライアントにSEOサービスを提供している場合、あなたのウェブサイトにリードジェネレータウィジェットをインストールする事で、あなたのビジネスに適した見込み客となるリードを生成することができます。 

ツール へ移動 → リードジェネレーター

あなたのSEOビジネス用の更に多くのリードを生成

リードジェネレーターのウィジェット設定後には、例えばそれをウェブサイトのホームページに追加する事ができます。ウィジェットを見た訪問者は、連絡先情報をあなたに教える代わりに自身のウェブページのSEOチェックを行う事ができます。

同様にあなたは訪問者の連絡先情報とともに検査ページのレポートを取得します。

次に、そのレポートを活用して、サイトの訪問者に連絡し、SEOの観点から彼らのビジネスを支援する為に必要な方法をアドバイスする事ができます。

もちろん、ページSEOチェックレポートの結果に基づいて提案することもできます。

今後の展開: 高い頻度のアップデート、皆様のフィードバックに基づくコンスタントな開発

最後に、私たちはユーザーからのフィードバックを重要視していることをご理解頂きたいと思っています。 

実際に毎年年末に私たちは素晴らしいユーザーの皆様の希望や願いをお伺いし、来年プラットフォーム上で叶って欲しい事を伝えて頂いています。全てのツールや機能から、キーワードデータベース、デザイン調整などのような事でもあり得ます。もちろん、ユーザーからのフィードバックを1回に限定するものではありません。一年中、皆様のご意見やご提案をお待ちしております。

多くのコンスタントの開発、アップデート、拡張がある為(ところで私たちはローカルSEOやコンテンツ機能に取り組み、ページSEO検査機能の改善も行っています)、忙しい皆様に私たちがSE Rankingに加えた改善点を全て把握頂く事は難しいかもしれません。 

そのため、最新のアップデートについて簡単に知ることができるように、1〜2か月に1回ブログに製品アップデートの記事を投稿し、プラットフォーム経由で通知を送信し、皆様がSE Rankingの機能を把握できるように 新着情報 ページを作成しています。

これで以上となります! まだ知られていないかもしれない20項目のSE Rankingの実践的な活用方法をご案内してきました。かなり長い記事となりましたが、実際の所これでも短くしたつもりです。SEOプラットフォームに関する更に詳細な情報を確認したい場合は、 ヘルプセンターYouTubeチャンネルをご覧頂くか、ライブチャット経由でご連絡ください。 

SE Rankingをまだご利用されていない場合は、今がブラックフライデーセールを利用して年間料金プランを大幅に割引できる絶好の機会です。もし現在ご利用のSEOツールにあるすべてのデータが失われてしまう事を心配されている場合は、それらのデータをSE Rankingに簡単に引継ぎする事もできます!

SE Rankingを最大限に活用する方法について他にもアイデアがございましたらコメント欄からお知らせください。このリストは今後拡大していくつもりです!

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