冬休みもほぼ終わり、私達の多くは自宅オフィスでの仕事が再開し、SE Rankingのチーム全体においても皆様の2021年のSEOに関する願いを実現する為の作業に着手し始めています。
開発チームがこれから1年の準備にとりかかる一方で、昨年末に私達のプラットフォームに対して行った修正点について共有したいと思います。簡潔に言えば、私達は多くのデータを追加し、よりプラットフォームを視覚的に見やすく、簡単に作業できるように修正しました。
競合調査: 新しい指標、グラフ、データベース
まずは重要な修正項目の一つの競合調査ツールの更新についてお知らせします。
分析対象のウェブサイトを入力すると、全てのデータが抽出され、ウェブサイトを評価する目安となるDomain Trust、Page Trust、参照ドメイン、被リンクと表示されるいくつかの補足的な指標をご覧頂く事ができます。
更に、テーブルの上に位置する参照ドメイン、と被リンクの値はをクリックすると、ウェブサイトの被リンク状況を分析するかどうか尋ねられます。この操作を行う為に被リンクチェッカーツールへわざわざ移動する必要なく、その場で選択されているウェブサイトの被リンク状況を分析開始するようにシステムへ伝える事ができます。
次に、概要ページをスクロールダウンすると、オーガニック競合テーブルに対する変更に気が付かれるかもしれません。あなたのウェブサイトのオーガニック競合サイト、またはオンラインマーケティング上のライバルサイトをより便利に分析できるようにする為、重複とDomain Trust (DT)の列を追加しました。
これにより、分析対象ウェブサイトやその競合サイトのユニークキーワード数や、二つのドメインを比較して共通するキーワードの数を直接把握する事ができます。更に、私達のDomain Trust指標を見る事で、競合サイトのオーソリティー(権威性)の目安を確認する事もできます。
最後に行った競合調査ツールに対する修正点は、有料検索キーワード順位分布セクションに更にデータを追加した事です。
有料キャンペーンで掲載されている対象ウェブサイトのキーワードの表示状況を把握できる事に加え、検索結果ページの上部や下部広告セクションで掲載されているキーワードの数も把握する事ができます。
これまでキーワード調査や競合調査で使用するキーワードデータベースを拡張し続けてきました。今月はインドネシアや、フィリピン、アルゼンチン、サウジ、エジプト市場で働いている皆様には良いニュースをお知らせできます。
- インドネシア ??: 10 263 840 と 9 684 039
- フィリピン ??: 33 733 371 と 5 330 869
- アルゼンチン ??: 6 349 380 と 4 425 899
- サウジアラビア ??: 13 580 134 と 8 573 456
- エジプト ??: 9 926 754 と 5 966 390
必要な場合は、これらのデータベースに独自のキーワードを追加できるという事もお忘れなく。あなたの為に、それらのキーワードもチェックします。
検索順位セクション: 新しいグラフ、フィルタ、タグとノートセクションの刷新
私達のユーザーの多くは毎日キーワード順位をチェックしているという事がわかり、より良いユーザー体験を提供する為に検索順位セクションを更に強化する事を決めました。
その為に、概要と履歴データタブにも、詳細タブに表示されているグラフと類似のキーワードグラフを追加しました。
現在では、三つの検索順位セクションのタブに掲載されているあらゆるキーワードがクリックできるようになり、現在や過去、全ての対象検索エンジンに渡る検索キーワード動向を素早く把握できるグラフが表示されます。
更に検索順位セクションに対して別の更新を行っています。新しい対象URLフィルタです。現在では対象URLが割り振られている全てのキーワードを含める、または除外するオプションが提供されます。このフィルタの機能により、検索クエリの隣にある対象URLアイコンを探す為に、数百数千の検索クエリに渡って手動でスクロールする必要はもうなくなります。
更に付け加えると、現在では対象URLを設定する際に、プラットフォームにより自動的にサジェストされるオプションから一つ選ぶ事ができるようになりました。利用可能な対象URLの選択リストは、システムで検知されているURLから選ぶか、手動でご自身で追加するかを選べます。更に、素早く必要な対象URLを探す為に、検索ボックスを使用する事もできます。
キーワードの隣にコメントを記述する事に加え、検索順位セクションのキーワードのリスト同様にキーワードグラフに表示されるキーワードノートを追加する事ができます。これらのノートは一つ以上のキーワードに追加する事ができ、更に、一つのキーワードに対して複数の連続して追加されたノートを割り振る事もできます。
補足となりますが、キーワードに対してノートを作成する方法は二つあります。
- キーワードの隣の縦に並ぶ三つの点のメニューをクリックする。
- 直接ノートのページへ移動する。
更に、以下のカテゴリでノートを絞り込む事ができるようになりました:
- プロジェクトノート
- キーワードノート
- Googleアップデート
- 重要なアップデート
順位設定へ移動して、カテゴリをオン、オフに切り替える事で、グラフでのノート表示を切り替える事ができます。
検索順位と競合セクションでは、タグの並び順を選択できるタグ用のフィルタが提供されるようになりました。お好みの順番でタグをドラッグ&ドロップ操作で並び替えれば、新しいタグを追加する際にいつでも設定された順番で表示されます。つまり、タグを作成する際に初めから並び順を考慮する必要はなくなり、いつでもタグの並び順を切り替えできるようになりました。
更に、プロジェクト設定からキーワードにタグを割り振れるように修正しました。プロジェクトにキーワードを追加する際は、適切に管理できるようにキーワードに対して直ちにタグを追加できるようになりました。
ここまでは、2020年の最後に行った大規模なツールやセクションの更新情報をご覧頂きました。次にSE Rankingに対して加えられたその他の改良点をチェックしていきましょう。
シングルクリックでより多くのSERP競合データ
競合セクションのSERP競合を使用して対象キーワードを調査し、そのDomain Trust、参照ドメインの値の他に更に詳しく調べたいサイトがある場合は、縦に並んだ三つの点のメニューをクリックして、競合調査ツール経由であらゆるウェブサイトを更に分析できるようになりました。
このオプションは選択中の対象キーワードの検索結果により注目し、それと同時に新しいタブであらゆるドメインの分析を実施する手助けとなります。準備が完了すると、余分な手間がかかる事なく、タブを切り替えて更に多くのデータを見ていく事ができます。
Googleアナリティクス接続の改良と新しい目標分析の機会
私達は新しいGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの接続認証を追加しました。SE RankingとGoogleアナリティクスアカウントを接続する為に、データを共有したり確認を待つ必要はなくなりました。簡単な承認手続きで十分になります。更に、新しいアカウントへの接続も簡単にする事ができ、以前接続した情報から選べるようになりました。
分析&トラフィックセクションに加えた変更は、コンバージョン目標の表示方法に関するものです。現在では以下のようにリストから目標を選択できるようになり、個別の分析や、複数目標の選択、それらの比較が可能となりました。
その上、グラフの凡例からオン・オフが便利に切り替えできるようになり、選択した目標に関する平均値を把握できるようになりました。
ダッシュボード、カレンダー、ゲストリンクの更新
メインダッシュボードの複数プロジェクトに対してチェックマークを付ける事で、検索順位やトラフィック、検索ヴィジビリティなどの視点でどのプロジェクトがベストの状態かを把握する為に、それぞれ比較できるようになりました。各プロジェクトのデータを表示するだけでなく、指定された期間の全ての選択されたプロジェクトの平均値も把握する事ができます。
自身で、または顧客の為に類似のウェブサイトを複数管理している場合や、プロジェクト個別や全体のパフォーマンスを素早く把握する必要がある場合には、この機能は便利です。
次に、第三者にゲストリンクを共有する場合は、このリンクを使用して共有相手が利用できる機能を選択する事ができるようになりました。
基本的には、このアップデートはゲストリンク共有時に、検索順位や分析&トラフィック、競合セクション共有のオン・オフによる切り替えが提供されています。私達はゲストリンクで共有可能な機能の数を段階的に拡大する予定で、最終的にはツールのありとあらゆる箇所を第三者と共有できるようにするつもりです。
最後に大事な事として、プラットフォーム全体に渡り、カレンダーオプションの素早い日付範囲選択オプションを活用する事で、時間の節約となります。このアップデートで、利用可能な日付範囲オプションのリストを見る為に、ドロップダウンメニューをクリックする必要がなくなります。
SE Ranking 2020年のアップデートは以上です!SE Ranking アカウントをまだお持ちでいない場合は、14日間無料のトライアルをご利用ください。
2021年は私達の全てにとってより生産的な一年となり、私達全てが、かつての状況に戻る事ができるよう、そうでなくても少なくとも心機一転スタート出来る事を願っています。それと同時に安全に注意しつつ、今後の更新についてご注目ください!